岡田監督も無視できない!8戦連続Hで8月打率.383と打撃好調の木浪聖也&小幡竜平の阪神正遊撃手争いへ割って入れる逸材とは!?

遠藤成が8試合連続安打

8月26日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「1番・二塁」で先発出場した遠藤成は、4打数1安打。8試合連続安打を記録し、8月打率.383と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。

9回、先頭打者で打席に立った遠藤成は、ソフトバンクホークス3番手・中村亮太の2球目138kmシンカーをライトへ弾き返すと、ライトフェンス直撃のツーベースヒットとし、ノーアウト2塁のチャンスを演出。高山俊のショートゴロの間に、本塁に生還した。

遠藤成は、2019年にドラフト4位で阪神タイガースに入団した高卒4年目の遊撃手だ。今シーズンは、1軍デビューへ向け、2軍で確固たる数字を残し、1軍昇格を目指すべく鍛錬を積んできた。

今シーズンは、前足で壁を作る意識を持ったことで上下のブレが少なくなり、下半身が安定。ボール球に手を出すことも減り、凡打の状態も良くなった。

7月27日のソフトバンクホークス戦で、今シーズン初アーチを満塁ホームランとして自信をつけた遠藤成は、8月16日の中日ドラゴンズ戦で猛打賞を記録。17日の中日ドラゴンズ戦でも先制のタイムリースリーベースヒットを放つなどマルチヒットを記録し、5試合連続マルチヒットを記録。8試合連続安打は継続中で、8月は47打数18安打6打点1HR、打率.383と打撃好調を維持しており、1軍にいつ呼ばれてもいい準備は整っている。

有言実行の確固たる数字を残し続ける遠藤成を岡田監督も無視できない存在になっているはずだ。

先制のタイムリースリーベースヒットを放ち、8月打率.367と打撃好調を維持する遠藤成が1軍昇格を果たし、木浪聖也と小幡竜平の阪神タイガース正遊撃手争いへ割って入る存在になれるか注目だ。

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