多彩なねぶた 練り歩く まつりつくば開幕 27日まで 茨城

色鮮やかなねぶたが練り歩いた「まつりつくば」=つくば市内

茨城県つくば市の夏の風物詩「まつりつくば」が26日、つくばエクスプレス(TX)つくば駅周辺で始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、通常開催は4年ぶり。和太鼓の演奏やダンスパフォーマンス、バンド演奏が繰り広げられ、会場は熱気に包まれた。まつりは27日も繰り広げられる。

メイン行事のまつりパレードは県道土浦学園線の一部を通行止めにして実施。1985年のつくば科学万博開催を記念して作られた「万博山車」や色鮮やかなねぶたが会場を練り歩いた。

巨大なカエルやトラなど、迫力あるねぶたを撮影しようと、沿道は身動きが取れないほどの来場者でごった返した。

パレードを楽しんだ市内の70代男性は「デザインが素晴らしい。橋げたをくぐれないかと思うほど大きかった」と話した。

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