楽しく防災学ぶ 地場産野菜など販売も 道の駅あらい27日まで「防災 お野菜フェア」

27日まで「防災 お野菜フェア」が開かれているフィールド妙高

妙高市長森の道の駅あらい・東側エリアで26日、防災に関するイベント、「防災 お野菜フェア」と「SDGs防災ワークショップ」が開かれた。防災拠点の機能を有する道の駅に親しみ、防災について楽しく学んだ。

「防災 お野菜フェア」は中核施設の四季彩館みょうこうが実施。27日も行われる。

館内にある「フィールド妙高」直売所では、最盛期を迎えている大洞原「高原トマト」をはじめ地元産野菜、曲がったりしているけどおいしい「B級野菜とくとく福袋」の販売、同・モンベルコーナーでは、防災・アウトドアグッズを販売している。「おなかいっぱい食堂みょうこう」では、2日間限定で地場夏野菜カレーが提供される。

フィールド妙高の佐藤俊一取締役は「こういうイベントをすることで防災の啓発、東側拠点のPRになれば」と話した。

27日は、室温2度の雪室に入れる「雪室冷え冷えスタンプラリー」が予定されている。問い合わせは同施設(電0255・78・7126)へ。

◇火おこし体験など 防災学べるワークショップも

芝生広場では「SDGs防災ワークショップ」が開かれた。市SDGs普及啓発実行委員会が、「無印良品」を展開する株式会社良品計画「いつものもしもCARAVAN」と合同で実施した。

会場には火おこし、たき火・まき割り、防災クイズ、炊き出し実習などの体験、キッチンカー・移動販売の出店、自衛隊車両などの展示、災害備蓄品・防災用品の紹介など各種コーナーが設けられた。

親子2人で来場した上越市の女性(33)は「楽しみながら意識が高まる良いイベント。子どもも楽しそう」と笑顔で話した。

防災について楽しく学ぼうと、さまざまなコーナーが設けられた「SDGs防災ワークショップ」

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