アーセナルのミケル・アルテタ監督が肩を落とした。クラブ公式サイトが伝えている。
今季のプレミアリーグでも優勝争いに挙げられるなか、開幕連勝スタートのアーセナルだが、26日の第3節ではフルアムをホームに迎え撃ち、2-2のドロー。開始1分に先制を許す入りから逆転まで持っていったが、相手に退場者が出ての87分に追いつかれてしまった。
試合後のスペイン人指揮官も歯切れが悪く、悔しさを滲ませた。
「当然ながら、最初の1分でミスから失点すれば、試合はより難しくなる。その後、前半に多くのチャンスを作り出し、試合をコントロールしたが、ゴールを決められず、いくつかの変更を施した」
「サブ組が大きな違いとなり、大きな影響を与えたと思う。彼らの決意と自信は素晴らしかったし、気に入ってもいる。だが、2-1でリードしたら、命がけでボックス内を守らないといけない」
「特に5、6、7点を奪えるはずだった後の失点は許されないよ」
また、早々の失点に「エラーもフットボールの一部」と持論を転じた。
「どこでミスを犯すか、そして相手がどう突いてくるかが分かれ目になる。昨季もここでフルアム相手に(アレクサンダル・)ミトロビッチにゴールを許した。これもフットボールの一部だ」
その一方で、「昨季のフルアム戦と比べたら、少なくとも昨季よりは10倍良かった」と手応えも。悔やまれる結果に終わった今回のフルアム戦だが、悲観的なものばかりではないようだ。