【24時間テレビ46】小泉孝太郎が感激! 広島県で一人暮らしをしている103歳の女性の生き方を取材

日本テレビ系では、2日間にわたって「24時間テレビ46『愛は地球を救う』」(8月26日午後6:30~27日午後8:54)を生放送。なにわ男子が初めてメインパーソナリティーを務め、「明日のために、今日つながろう。」をテーマに、東京・両国国技館からさまざまな企画をおくる。昨日26日には、「世界の果てまでイッテQ!」の女性芸人と耳が不自由な高校生が“最強ダンス高校生”と共にインド映画「RRR」のナートゥダンスに挑んだ圧巻のパフォーマンスや、YOSHIKIとチャリティーパーソナリティーの芦田愛菜が「日本列島ダーツの旅的全国1億人インタビュー!!」で各地で暮らす人々と触れ合う様子を届けた。さらに、生放送で発表されたチャリティーランナーのヒロミが国技館を目指し、懸命に走る姿を随所で伝えている。

「103歳のパワフルおばあちゃん 小泉孝太郎が学ぶ生きる為の魔法」のコーナーでは、小泉が広島県尾道市で一人暮らしをしている103歳の石井哲代さんを訪問。「ずっと会いたかった」と明かす小泉は、哲代さんとの対面に大いに感激した。

哲代さんは1920(大正9)年生まれで、日々の暮らしをつづった連載が中国新聞に掲載されると、大きな話題に。全国からファンレターが届いている。心境を聞かれると「私の宝じゃ」とうれしそうに笑った。人生100年時代のお手本にしたいと多くの人から共感を集める哲代さんは「毎日をご機嫌に生きる秘訣(ひけつ)」を披露。「物事は表裏一体。いい方に考える。私の処世術」と語った。また、元気の秘訣について「よく食べる」「毎日日記を書く」「ユーモアを持つ」と挙げた。

パワフルに生きる哲代さんに小泉も圧倒されたが、実は弱気になった過去もあるという。夫の良英さんと結婚するも、子どもを授かることがかなわなかったのだ。「一番しんどいことだった」と振り返る哲代さんを支えたのは、良英さんだった。「気にするな」と励ましてくれた優しい夫と57年間添い遂げた。ご先祖様に申し訳ないと謝り、「弱気の虫が出ます」と話すが、「精いっぱい生きればいい」と自身に言い聞かせた。そんな哲代さんは、元小学校の先生の一面も。教え子は1000人以上にものぼり、自身の子どものように思っている。

「自分で自分をご機嫌する」と信条に、一番会いたいと願っていたアンガールズ・田中卓志にも対面し、弾けるような笑顔を見せた哲代さん。小泉は哲代さんの印象を「最高! チャーミングでパワフル」と表し、人のために生きてきた人生に思いをめぐらせ、「頭が下がります」と述べた。

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