【台風情報・進路予想】台風9号は30日ごろから沖縄地方に接近のおそれ 台風10号は28日に東北地方に最接近の見込み

気象庁によりますと、非常に強い台風第9号は、27日正午にはフィリピンの東にあって、ゆっくりした速さで南へ進んでいます。

中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

台風第9号は、今後発達しながらフィリピンの東から沖縄の南へ進み、30日頃から沖縄地方に接近するおそれがあります。

先島諸島の沿岸の海域では、30日ごろからうねりを伴い、大しけとなる見込みです。

また、台風10号は27日正午には日本の東にあって、1時間におよそ45キロの速さで北西へ進んでいます。

28日は三陸沖を北上し、朝から昼前にかけて東北地方に最も接近する見込みです。

東北太平洋側の海上では、台風第10号の影響により、28日は北よりの風が強く、うねりを伴ってしける見込みです。

28日明け方から夕方にかけて、強風や高波に注意・警戒してください。

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