7月10日の九州北部の大雨で3人が犠牲となった佐賀県唐津市の今坂地区で、土石流が流れ込んだ神社を再建しようと地元区長がクラウドファンディング(CF)で寄付を募集している。当面の目標額は100万円。
唐津市の今坂神社では先月10日、境内に大きな石や大量の水が流れ込み、拝殿が崩壊したほか、石碑が倒れるなどの被害が出た。
拝殿は地元の祭りの時に住民らが宴会などをして親交を深める場でもある。同地区の筒井高宏区長(66)は「心のよりどころだった」と振り返る。
石の撤去や再建には数百万円かかる見通し。
寄付はCFのサイト「For Good(フォーグッド)」で10月8日まで受け付ける。