なぜ犬は人によって対応が違うの？態度を変える3つの理由と好んでもらうためにやるべきこと

犬が人によって態度を変える理由

犬は人によって対応や態度を変えます。変えない犬の方が滅多にいません。どんな犬も人によって対応や態度を変えることが当たり前なのではないかと思います。

もっと仲良くなりたいのになぜか自分にだけ冷たい態度、なんてことがよく起こるのですが、犬が人によって態度を変える理由を知れば理解できるはずです。

犬が人によって態度を変える理由、自分に対して冷たい対応や態度を取る犬に好んでもらうためにやるべきことを解説しますので、ぜひお役立てくださいね。

犬が人によって態度を変える理由は、自分に対する信頼度をはかっているからです。

犬好きでも、見知らぬ犬に対しては、不安や恐怖を感じることがありますよね。威嚇されるのではないか、咬みつかれるのではないかと、恐る恐る触れ合うことがあると思います。

犬が人と触れ合う時、自分に対する信頼度の高い人には、とても良い態度を見せます。寝転がってお腹を見せることもありますし、体のどこでも触らせてくれることもあります。

一方で、自分に対する信頼度が低く、不安や恐怖を感じている相手には、素っ気ない態度を見せることがあります。

好んでもらうためにやるべきことは、「犬を信じる気持ちを強く持つ」ということです。人の感情は犬に伝わります。人が緊張すると犬も緊張します。恐怖心を持って犬に触れると、犬も触れられることを怖いと感じます。

そのため、咬まれるのではないかと不安な時は、まだ犬と触れ合うタイミングではないのだと思います。

犬が人によって態度を変える理由は、人に対する好き嫌いがあるからです。

犬は、優しく穏やかに物静かな態度で接してくれる人が好きです。賑やかでせかせかと騒がしい態度で接する人は苦手です。

犬は、犬の方から近づくまで待っていてくれる人が好きです。自分の方から近づいてくる人は苦手です。

犬は、挨拶ができる人が好きです。犬との挨拶は、ニオイを嗅がせることです。挨拶もせず、いきなり触ろうとする人は苦手です。

このように、人の犬への態度が原因となり、犬に「苦手な人」と認識されてしまうことがあるのです。

好んでもらうためにやるべきことは、落ち着いた態度で接すること・犬の方から近づいてくれるまで待つこと・犬に触れる前にニオイを嗅がせること（挨拶）です。

犬が人によって態度を変える理由は、本当は犬が苦手なことに気づいているからです。

愛犬を連れている時、ご近所さんから「かわいいね～」「いいこだね～」と声をかけてもらうことがありますよね。

あのご近所さんには嬉しそうに寄っていくけど、あのご近所さんのことは避けてるな…など、ご近所さんに対する愛犬の態度が明らかに違うなと感じることはありませんか？

ご近所さんって、みなさん愛犬にも優しく接してくださいますし、交流を大事にされていらっしゃると思います。

しかし、本当は犬が苦手な方、犬を嫌いな方もいらっしゃるんです。飼い主は気づいていなくても、愛犬はちゃんと理解しています。ご近所さんのことが嫌いなのではなく、犬が好きではない方への配慮ができる賢い犬なんです。

もしもあなたがご近所さん側なのであれば、無理に好んでもらおうとしなくても大丈夫です。犬はあなたの気持ちをよく理解し、あなたが不快な思いをすることがないよう、接しています。

ちょっと素っ気ない態度に見えるかもしれませんが、決してあなたを嫌いなわけではないんです。犬を苦手ながらも笑顔で声をあけてくれるあなたに感謝していると思います。

犬が人によって態度を変える理由を3つ解説しました。

犬は人に対する自分の感情で態度を変えることもありますが、人が自分に対してどのような感情を持っているかによって態度を変えることもあります。

冷たい態度を見せる犬もいますが、あなたが犬が嫌がる接し方をしていることが原因であるかもしれません。

そうでなければ、ちょっぴり犬が苦手なあなたへの配慮なのだと思います。