秋に伊勢神宮に奉納するための稲を刈り取り 参加した子どもたちなど約100人が鎌を使って400束の稲を収穫 三重

三重県伊勢市で、伊勢神宮に奉納される稲の刈り取りが行われました。

毎年秋に伊勢神宮で行われる「神嘗祭(かんなめさい)」では、全国で刈り取られた「新米」が奉納されます。

27日、その「神嘗祭」に奉納するための「初穂」を刈り取る作業が、伊勢市の水田で行われました。

地元の子どもたちなど約100人が参加して、鎌を使いながら400束の稲を収穫しました。

(伊勢神宮奉仕会 奥野勇樹さん)
「コロナ前の意識に戻して、本来『初穂曳』とは、どういうお祭りか、みんなと喜びを分かち合いながら奉曳したい」

ことしの「初穂曳」は4年ぶりに通常開催されるとあって、伝統行事の準備に地元は活気づいていました。

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