ハワイ被災地に祈り捧げるフラダンス 佐野でアロハフェス 黙とう、力強いパフォーマンスも

市内外のフラダンサーが踊りを披露した「佐野アロハフェス」

 【佐野】市内外から集まった8団体がフラダンスを披露する「佐野アロハフェス2023 SANOdeALOHA」(ハワイ県人会栃木事務所主催)が27日、朝日町のホテルサンルート佐野で開かれた。

 4回目の開催となった今回は、米ハワイ・マウイ島で発生した山火事に対する募金活動も合わせて実施。同事務所の坂本安男(さかもとやすお)代表はオープニングセレモニーで、「マウイ島が一日でも早く復興するよう、皆さんと祈りたい」と述べた。

 約160人のフラダンサーが参加。華やかな衣装や髪飾りを身にまとい、美しく優雅なフラダンスを踊った。またスペシャルゲストとして、フラダンサーやアーティストとして活動するタツ・ロドリゲスさんも出演。「今こそ日本からマウイに思いを届けたい」と黙とうをささげ、力強いパフォーマンスを披露した。

 同フェス実行委員会代表の斎藤幸枝(さいとうゆきえ)さんは「ハワイが大好きな人たち同士で交流を図り、楽しい時間を過ごせたら」と目を細めた。

市内外のフラダンサーが踊りを披露した「佐野アロハフェス」
市内外のフラダンサーが踊りを披露した「佐野アロハフェス」
市内外のフラダンサーが踊りを披露した「佐野アロハフェス」

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