新潟県内は8月27日、高気圧に覆われて気温が上がり、長岡市（寺泊）で35.5度を観測するなど全28観測地点のうち5地点で35度以上の猛暑日となった。湿った空気と日中の気温上昇の影響で大気が不安定となり、中越の山沿いでは落雷が発生。午後6時までの24時間降水量は津南町で30.0ミリだった。
新潟日報社のまとめでは8月27日午後5時現在、熱中症とみられる症状で少なくとも10人が搬送された。このうち短期入院が必要な中等症は新潟市で1人だった。
新潟地方気象台によると、8月28日の予想最高気温は上越市（高田）で34度、新潟市中央区、長岡市、阿賀町で33度、佐渡市（相川）で32度、湯沢町で31度。
気象庁などは8月27日、新潟県を対象とする28日の熱中症警戒アラートを発表した。アラートは12日連続。外出をなるべく避け、エアコンを使うなどの予防策を呼びかけている。
