【24時間テレビ46】YOSHIKIがウクライナ防空壕で歌った少女と共演。 「国境を越えて共演させていただいて光栄」

日本テレビ系では、2日間にわたって「24時間テレビ46『愛は地球を救う』」(8月26日午後6:30~27日午後8:54)を生放送。なにわ男子が初めてメインパーソナリティーを務め、「明日のために、今日つながろう。」をテーマに、東京・両国国技館からさまざまな企画をおくる。昨日26日には、「世界の果てまでイッテQ!」の女性芸人と耳が不自由な高校生が“最強ダンス高校生”と共にインド映画「RRR」のナートゥダンスに挑んだ圧巻のパフォーマンスや、YOSHIKIとチャリティーパーソナリティーの芦田愛菜が「日本列島ダーツの旅的全国1億人インタビュー!!」で各地で暮らす人々と触れ合う様子を届けた。さらに、生放送で発表されたチャリティーランナーのヒロミが国技館を目指し、懸命に走る姿を随所で伝えている。

午後7:00台には世界で活躍するアーティスト、X JAPAN/THE LAST ROCKSTARSのリーダー・YOSHIKIが国技館から生出演。これまで国内外で長きにわたってチャリティー活動を続けてきているYOSHIKI。その姿勢が高く評価され、2019年には「Forbes Asia」が発表した“アジア太平洋地域の最も優れた慈善家30人”の1人に選出。また、ロシアからの侵攻が続くウクライナに対しても、「ウクライナ人道危機 緊急支援募金」や、ウクライナおよび周辺諸国で増大している避難民支援を行っている国際移住機関(IOM)へ二度に渡り寄付を実施するなど、国境を越え慈善活動を継続している。

これまでの「24時間テレビ」においても、さまざまなパフォーマンスを披露し、感動を与え続けてきたYOSHIKI。18年には、YOSHIKIに憧れてドラムの練習に打ち込む盲目の少年の夢を後押しするため、アメリカから緊急来日し、ドラムとピアノ演奏によるスペシャルステージを披露。コロナ禍の20年においては、新型コロナウイルスと闘う世界中の医療従事者への感謝の思いを込め、ロサンゼルスから「Forever Love」を披露。そして昨年は、ロシアの軍事侵攻を受けて家族が離れ離れになり、日本に緊急避難してきたウクライナのバレエダンサーと共に「ENDLESS RAIN」を披露。YOSHIKIのピアノ演奏にのせ、平和を願い、祖国に残る家族への思いを胸に舞う感動のパフォーマンスが披露された。

今年の24時間テレビでYOSHIKIが出会ったのは、ウクライナ人の8歳の少女、アメリア・アニソヴィチちゃん。ロシアによる空爆から避難するため、多くの人々が逃げ込んだ防空壕の中で、皆を元気づけるために「Let It Go」を力強く歌ったアメリアちゃん。その様子を撮影した動画は、瞬く間に世界中に拡散し、世界中の人々に感動を与えた。その後、祖母が住むポーランドに母親と共に避難し、昨年はポーランドで行われたチャリティーコンサートでも堂々と歌い上げるなど、その歌声は「平和の象徴」として多くの人に勇気を与えている。

今回、アメリアちゃんが初来日し、YOSHIKIのピアノ演奏にのせ、「ウクライナの平和への祈り」「チャリティー支援に対する感謝」の思いを込めたパフォーマンスを生披露。披露した楽曲は「Let It Go」、そしてウクライナ避難民と日本の子どもたち、国境を越えた子どもたちの大合唱による「ENDLESS RAIN」。アメリアちゃんと共に、国技館から平和への祈りを込めた一夜限りのパフォーマンスを行った。YOSHIKIは「本当に国境を越えて共演させていただいて光栄でした」と笑顔。アメリアちゃんも歌い終えて「ありがとうございます。歌を聞いていただきとても光栄です」と充実の表情を浮かべていた。

© 株式会社東京ニュース通信社