【小倉日経OP】良血カントルがオープン初勝利…兄弟にはダービー馬

27日、小倉競馬場で行われた11R・小倉日経オープン(3歳上オープン・芝1800m)は、団野大成騎乗の5番人気、カントル(牡7・栗東・藤原英昭)が勝利した。クビ差の2着にワールドリバイバル(牡5・栗東・牧田和弥)、3着に2番人気のグラティアス(牡5・栗東・安田隆行)が入った。勝ちタイムは1:45.9(良)。

1番人気で藤岡康太騎乗、シュヴァリエローズ(牡5・栗東・清水久詞)は、6着敗退。

全兄にはワグネリアンがいる良血馬

7歳馬の古豪で良血馬のカントルが嬉しいオープンクラス初勝利を飾った。レースでは飛ばしていく逃げ馬を見ながら離れた6番手から。しっかりと折り合い、勝負どころでじわじわとポジションを上げていくと隊列は一団に。早々にバテてきた逃げ馬をパスして、直線では馬場の真ん中からスパートを開始、先に抜け出したワールドリバイバルをゴール寸前でしぶとく差し切った。同馬の全兄には日本ダービーを勝利したワグネリアンがいる。

カントル 23戦5勝
(牡7・栗東・藤原英昭)
父:ディープインパクト
母:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファーム

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