【WASJ】岩田望が逆転で初優勝…連覇を狙った武豊は3位

26日、27日に札幌競馬場で行われた2023ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)は、岩田望来騎手が56点を獲得して、今シリーズ未勝利ながらもWASJ初優勝を飾った。4位で迎えた最終戦で、14番人気馬を3着に導く好走。大接戦のポイント争いで僅かに上回った。

2位にはオーストラリアの女性騎手、レイチェル・キング、3位には連覇を狙った武豊騎手が僅差でランクインした。また、JRA選抜、WAS選抜の対抗戦ではJRA選抜が235ポイントを獲得して勝利している。

岩田望「充実した4戦

第1位 岩田望来騎手
「最高です。できれば1着を取って優勝したかったですが、優勝できてよかったです。レースでは普段通りの競馬を意識して臨みました。海外のジョッキーや日本のトップジョッキーと乗れてとても楽しかったですし、充実した4戦だったと思います。大舞台で活躍できるようにこの秋頑張りますので、応援よろしくお願いします」

第2位 R.キング騎手
「表彰台に上がれたことを大変光栄に思っています。昨日は素晴らしい結果で、今日も同じような素晴らしい結果になればよかったのですが、今日こうして素晴らしい騎手2人と同じ表彰台に上がれて、とても嬉しく思っています。日本のファンの方は素晴らしく、とてもいい経験になりました。これは私だけではなくて参加した他のジョッキー皆も感じていることだと思います。皆さん応援ありがとうございました。また近いうちに日本に戻ってきてJRAの皆さんとレースをしたいと思っています」

武豊「良い刺激になった」

第3位 武豊騎手
「まずこのシリーズに選出していただいて嬉しかったですし、なんとか一つは勝ちたいと思っていたので、その目標は達成できて良かったと思います。こうして表彰台には立てて、なんとかワールドオールドスタージョッキーの面目は保てたかなと思います。海外の騎手たちと一緒に乗るのは楽しいですし、良い刺激になりました。来週も札幌競馬がありますし、また秋競馬も良いレースがたくさんあり、我々ジョッキー一同みんな頑張っていきますので、応援してください」

●個人 最終結果
1位 岩田望来 56点
2位 R.キング 55点
3位 武豊 54点
4位 M.ヴェロン 44点
5位 A.バデル 42点
6位 C.ルメール 34点
7位 U.リスポリ 33点
8位 横山武史 30点
9位 坂井瑠星 24点
10位 戸崎圭太 21点
11位 川田将雅 16点
11位 L.モリス 16点
13位 宮川実 13点
14位 J.モレイラ 10点

●チーム対抗戦獲得ポイント
JRA選抜(JRA代表騎手チーム):235ポイント
WAS選抜(外国騎手・地方競馬所属代表騎手チーム):213ポイント

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