自分にストレスをかけすぎない!ネガティブモードにストップをかける方法

仕事で疲れてくると、ネガティブ思考になってしまう人は多いのではないでしょうか。

ネガティブ思考は、リスク回避につながったり自己の成長を促したりと、必ずしも悪いことばかりではありません。

しかし、ネガティブ思考は心身を犯してしまい、周りに心配や悪影響を及ぼしかねないもの。

そこで今回は、ストレス耐性を付けるためにも、ネガティブ思考にストップをかける方法をピックアップしてみました。

繊細な性格タイプの人から仕事で疲労困憊しがちな人、人間関係のストレスに弱い人まで、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ネガティブ思考にストップをかける5つの方法

1: 自分のSOSサインを軽視しない

繊細気質な人ほど、ストレスを感じてしまう傾向が強いのではないでしょうか。人よりも過敏に物事に反応してしまう分、心身が疲れてしまうからかもしれません。

心身が疲れたときは、休むことに徹することです。仕事は早く切り上げて、次の日にできることは次の日に回しましょう。

気になることは人に話して、ひとりで溜め込まないことです。

無理して頑張っても、心身を回復させるにはそれだけ時間がかかってしまいます。慣れないことであればなおさらですね。

休むときはしっかりと休んで、心身に無理をかけないようにしましょう。

2: 他人を強く意識しない

「あの人は今なにをしていて、私はどう見られているのか……」

このように他人の言動や自分の見られ具合が気になると、それだけストレスを受けてしまいます。

他人と比べたり人から嫌われないように行動したりと、他人に振り回されて行動するのはそれだけでストレスです。

できるだけ、他人を強く意識して行動することをやめましょう。

その分、自分の仕事に集中することです。人を必要以上に気にしないのも大事ですね。

他人を強く意識すると、他人の言動に自分が支配されてしまいます。これは自分が自分でなくなってしまうことであり、ものすごく疲れることです。

あまり周りを意識せず、わからないことはしっかりと聞いて自分の仕事に徹しましょう。

3: くよくよしない

たとえば、仕事でミスをしたり、ミスを指摘されたりしてしまうことがありますよね。

この時の切り替えが上手な人ほど、ストレス耐性がある人でしょう。切り替えが早いからこそ周りも続けて言いやすいですし、状況も変わりやすいのです。

しかし、気にしたままだと、周りは気を遣い状況は一向に変わらないままではないでしょうか。

「あら、うっかりしていたわ」「ごめんなさない、やり直すわね」と軽いスタンスで、あまり神経質にならないことです。「自分ってダメな奴だ……」と、自分を否定し過ぎないでください。

その思考が癖になり、ますますネガティブ気質に拍車がかかってしまうからです。

4: 楽しいことをする

疲れているとき、メンタルがやられているときは、シンプルに楽しいことをしましょう。

楽しいことがやれていないと、「私は、何のために生きているかわからない……」といった思考に陥りがちです。

「食べたい」と思ったものを食べて、「行きたい」と思ったところに行く。「読みたい」と思った本を読んで、「会いたい」と思った人に会う。

そんな風に、とにかく思考をシンプルにして、「楽しい」と思えることをやりましょう。すると、心身は少しずつ回復し、思考も行動も前向きになれます。

あれこれと考えてしまうときこそ、シンプルに物事を考えることです。

5: 弱みを見せられる人と過ごす

親、恋人、友人、兄弟、仕事仲間、誰でもいいと思います。自分の弱みを見せられる人と一緒に過ごして、自己肯定感を高めましょう。

自分を受け止めてくれる人が傍にいると、人は安心してメンタルが安定します。大事な人と自分の時間を共有して、ケアをしてもらいましょう。

ネガティブな自分も、疲れた自分も、すべてひっくるめて受け止めてくれる。そんな人たちに、辛いときくらいは助けてもらうのです。

もしいない場合は、趣味や推しに触れるのもいいかもしれません。

自分な好きなことをやれると心身の安定につながり、自信ややる気も回復しやすいです。

少しずつでも意識することが大切です。

意識した分だけ、ネガティブモードはストップし、結果的に自分自身を助ける手立てになるでしょう。

意識することで、自分の内面は日々変化していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

(mimot.(ミモット)/ 柚木深 つばさ)

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