DDTプロレスが8月27日、東京・後楽園ホールで「夏休みの思い出2023」を開催した。KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と共闘するダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔の悪魔のささやきに、サウナカミーナの上野勇希の心がグラリと傾いたか?
9月9日、東京・大田区総合体育館でのTAKESHITA&佐々木vs上野&MAO戦を前に、8・20大阪で上野は佐々木にシングル戦で完敗。試合後には佐々木から「俺たちとやるしかない」と迫られていた。本来、今大会では佐々木とMAOが一騎打ちを行う予定だったが、MAOが頬の負傷のため欠場となり、代わりに同じサウナカミーナの小嶋斗偉が出陣した。
奇襲をかけた佐々木はクロス・フェースロック、ペディグリーと速攻。しかし、小嶋もプランチャー、レッグラリアットで反撃し、ととのえスプラッシュを狙うも佐々木は剣山で阻止。
佐々木はスピア、みちのくドライバーⅡからクロス・フェースロックで絞め上げてギブアップを奪った。
試合後、佐々木は「小嶋、オマエはいらない」とイスで小嶋を3連発。ここで上野が脱兎のごとくリングに入ると、佐々木は「上野、答えを聞かせてくれよ。こんなザコどもと組んでたら、オマエも一生ザコのままだ。もう答えは出てんだろ? こっちに来るしかない。俺たちと一緒に世界を変えようぜ」と言うと、握手を求めながら、上野に耳打ち。
バックステージで佐々木は「何回小嶋とやらせんだ。あんなザコ、俺の相手にはならねぇ。MAOはどこ行った? MAOがいようがいまいが。上野、今日は迷いのない目をして、俺に向き合ってたな。次、オマエと会うのは9・9大田区。もう答えは出てんだろ? 俺とTAKESHITAと世界を変える覚悟はできてんだろ?大田区、楽しみをしとけ」と上野の勧誘に自信を見せる発言を残した。
一方の上野はこの件については、一切言及しなかった。果たして、上野は9・9大田区でどういう結論を出すのか?
【大会名】夏休みの思い出2023
【日時】2023年8月27日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】680人
▼ダークマッチ ノータッチルール 15分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&彰人 vs 夢虹&イルシオン●
8分38秒 ケツゴェ
▼オープニングマッチ 30分一本勝負
火野裕士&大石真翔&●瑠希也 vs 藤田ミノル&KANON○&MJポー
8分49秒 片エビ固め
※スリーピー・ホロウ
▼第二試合 赤井沙希写真集「GRACIA」インフォマーシャルマッチ 30分一本勝負
●平田一喜 vs ●アントーニオ本多 vs 赤井沙希写真集「GRACIA」○
8分22秒 ワキ固め
▼第三試合 赤井沙希デビュー10周年記念試合vol.3~スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●男色ディーノ vs 赤井沙希○
6分51秒 TKO勝ち
※レフェリーストップ
▼第四試合 30分一本勝負
樋口和貞&○岡谷英樹&正田壮史 vs 納谷幸男&岡田佑介&高鹿佑也●
9分57秒 エビ固め
※ダブルアーム・スープレックス
▼第五試合 HARASHIMAデビュー22周年記念試合~スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○HARASHIMA&ヤス・ウラノ&大家健 vs 関本大介&高木三四郎&坂口征夫●
14分15秒 片エビ固め
※蒼魔刀
▼セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔 vs 小嶋斗偉●
10分34秒 クロス・フェースロック
▼メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○クリス・ブルックス&上野勇希 vs 入江茂弘●&秋山準
19分45秒 片エビ固め
※プレイングマンティスボム
〈写真提供:DDTプロレスリング〉