フランクフルトは27日、ブンデスリーガ第2節でマインツとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。フランクフルトのDF長谷部誠は欠場している。
フランクフルトは開幕節、昇格組のダルムシュタット相手にコロ・ムアニ弾で勝利。3日前にはヨーロッパ・カンファレンスリーグ予選プレーオフでレフスキ・ソフィアと対戦し、1-1の引き分けに持ち込まれた中、4選手を変更。ダルムシュタット戦で途中出場したものの、レフスキ・ソフィア戦を欠場した長谷部は体調不良により引き続き欠場となった。
ウニオン・ベルリンに完敗スタートとなったマインツに対し、コロ・ムアニ、ゲッツェ、マーモウシュの3トップで臨んだフランクフルトはやや守勢の入りとなると、22分にPKを献上しかける。しかしVARが入ってコッホのハンドは取り消しとなり助かった。
だが25分、守護神トラップがロングボールをキャッチミスしたところを突かれてイ・ジェソンにゴールを許し先制されてしまう。
ハーフタイムにかけても好機を作れなかったフランクフルトは1点ビハインドのまま前半を終えた。
迎えた後半、開始6分にバレイロに決定的なシュートを許したフランクフルトは54分に同点のチャンス。マーモウシュの左サイドの仕掛けから送ったクロスにコロ・ムアニが頭で合わせたがシュートは枠を捉えきれなかった。
さらに59分、CKからコロ・ムアニのヘディングシュートが枠を捉えたが、ゴールライン前のDFにカットされてしまう。
良い流れになりつつあったフランクフルトだったが61分、数的不利となってしまう。クリアにかかったクナウフがバレイロの顔面を蹴る形となってしまい、2枚目のイエローカードを受けて退場となった。
このまま敗戦かと思われたフランクフルトだったが、追加タイム1分に追いつく。エビンベがボックス左深くまでえぐってクロスを送ると、マーモウシュが合わせた。
土壇場で追いついたフランクフルトが勝ち点1をもぎ取っている。