アド街にも登場!東京・祖師ケ谷を代表する洋食店の生姜焼き好きを魅了する逸品

旅人へひとこと

東京は世田谷、祖師谷に構える老舗洋食店。こちらで過ごしたランチタイムのひとコマをご共有します!

東京都世田谷区祖師谷 ──

新宿から小田急線に揺られやってきたのは、祖師ヶ谷大蔵駅。ここから徒歩2〜3分ほどの所に、今回の目的地があります。

それが、こちら──

『キッチンマカベ』さんです!

『キッチンマカベ』さんの創業は1961年。ご家族経営のアットホームな老舗洋食店です。あくまで手作りにこだわり、各種ソースやタレなども自家製なんだとか。昔ながらの趣を残しつつ清潔さを感じる店内には、開店直後から幅広い世代のお客さんが来られていました。

ちなみに、各種メディアで紹介されることも多く、最近では人気テレビ番組「アド街ック天国(2023年)」などにも出演されています。

魅力的なメニューたち

店内を満たす柔らかな空気や自然と懐かしさを覚えるレトロな装いはもちろん、バリエーションに富んだ魅力的なメニューたちが並んでいるのも支持される理由ではないかと。

人気の「オムコロ(オムライス&クリームコロッケ)」や「ポークジンジャー」をはじめ、ハンバーグや各種フライ、カレーなど、オーダーには素直に迷ってしまいます。

豚ロース生姜焼き

国産豚ロース肉を使った「生姜焼き」は、扇子を少し開いたような美しい盛り付けで登場。お店の雰囲気をそのまま表したような品の良さを感じます。なお、お皿には千切りキャベツにフレッシュトマト、マカロニサラダも。そして、別皿でライス&味噌汁が提供されます。

ちなみに、同じ豚肉料理では「ポークジンジャー」や「ポークソテー」などもラインナップしていますが、この「生姜焼き」はそれらよりも若干リーズナブルにいただけます。

主演である国産豚ロース肉の厚さは、6mm程度に統一されるのだそう。この絶妙な厚みが箸で容易に切れる柔らかさや豊かな甘味と共に、“噛み締めることの心地良さ”を演出をしてくれます。さらに、筋にスッと挿れられた包丁。これによりお肉が丸まらず、なおかつ、タレが染み込みやすくなっていますね。

そのタレはおろし玉ねぎ&醤油がベース。さらに、ニンニクや生姜の風味が伝わってきます。ただ、それらは丸味を帯びていて、終始やさしく。さっぱりとした余韻は、自然と“次へ次へ”と消費を促してくれるかのようでした。

ライスの炊き上がりも良好です。やや固めな炊き上がりで、粘りも控えめ。お肉をバウンドさせタレを吸わせれば、ちょうどいい塩梅の滑らかさを帯びてきます。

また、千切りキャベツのシャキシャキとアクセント。そしてさり気ないかもしれませんが、マカロニサラダのややこってりとした仕上がりも“味わいの幅”を作ってくれていました。脇役まで抜かりなし!と言った印象で、定食全体のバランスの良さが光ります。

深堀りしたいと思わせてくれる洋食店は、どうにも魅力的!

やさしさがタレと共に滲み出るような「生姜焼き」は、丁寧な仕事ぶりが光るお手本のような一皿でした。同時に、他のメニューたちの存在も気になります。このあたりに足を運んだ際にはぜひまたお世話になりたいところですね。

それでは、改めましてごちそうさまでした!

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キッチン マカベ

〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3丁目1−15

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*この記事は2023年8月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ヤマネコ

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