ブルージェイズが延長の末に敗れる 菊池6回4失点で10勝目ならず

【ガーディアンズ10-7ブルージェイズ】延長11回タイブレーク@ロジャース・センター

ブルージェイズは逆転された直後の8回裏に追いつき、延長戦に持ち込んだものの、11回表に一挙4点を勝ち越され、7対10で敗戦。本拠地でのガーディアンズ3連戦を1勝2敗の負け越しで終え、ワイルドカード争い3位のアストロズとのゲーム差が2.5に広がってしまった。ガーディアンズ5番手のエマニュエル・クラセが2勝目(7敗)をマーク。ブルージェイズ7番手のジェイ・ジャクソンは1回2安打4失点(自責点3)で今季初黒星(3勝)を喫した。

初回にブラディミール・ゲレーロJr.の20号2ランで先制したブルージェイズは、3回表にホセ・ラミレスの21号2ランで追いつかれ、4回表にはタイラー・フリーマンとマイルズ・ストローのタイムリーで2失点。4回裏にジョージ・スプリンガーの17号ソロで1点差とし、6回裏にはデービス・シュナイダーの5号2ランで逆転したが、8回表にアンドレス・ヒメネスの2点タイムリー二塁打でリードを奪われた。8回裏にドールトン・バーショのタイムリーで追いつき、延長戦に持ち込んだものの、11回表に7番手のジャクソンが一挙4失点。11回裏の攻撃は無死1・3塁からウィット・メリフィールドの犠飛で1点を返しただけで終わった。

自身初の2ケタ勝利となる10勝目を目指したブルージェイズ先発の菊池雄星は、3回表に同点2ランを浴びると、4回表にも2点を失い、6回96球を投げて被安打6、奪三振8、与四球2、失点4という内容で降板(今季の防御率は3.63)。10勝目が遠く、これで4先発連続白星なしとなった。とはいえ、後半戦は8先発で防御率2.36と安定した活躍を見せており、現在のピッチングを続けていれば、遅かれ早かれ節目の10勝目を手にすることになるだろう。

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