
【ブダペスト共同】世界陸上選手権最終日の27日、ブダペストの競技場内で実施された閉会式の最後に、次回の2025年東京大会への引き継ぎ式が行われた。日本からは女子やり投げ金メダルの北口榛花(JAL)、男子100メートル6位のサニブラウン・ハキーム(東レ)らが出席した。
ハンガリー側から世界陸連のセバスチャン・コー会長を経て、日本陸連の尾県貢会長に世界陸連の公式旗が渡された。その後、女子5000メートル8位の田中希実(ニューバランス)、男子400メートルで日本記録を更新した佐藤拳太郎(富士通)を合わせた選手4人が旗を持って大きく振ると、会場は歓声に包まれた。