マリナーズが単独首位に浮上 フリオはイチローに次ぐ快挙を達成

【ロイヤルズ2-3マリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズは2本のアーチで5回までに3点を先行し、先発のルイス・カスティーヨは7回1安打無失点の快投を披露。2番手のゲーブ・スパイアーが2ランを浴び、1点差に詰め寄られたものの、3対2で勝利して本拠地でのロイヤルズ3連戦をスイープし、ア・リーグ西地区の単独首位に浮上した。カスティーヨは11勝目(7敗)をマークし、マリナーズ4番手のアンドレス・ムニョスが10セーブ目を記録。ロイヤルズ先発のアレック・マーシュは6月末のデビューから7連敗となった。

マリナーズは2回裏にテオスカー・ヘルナンデスの22号ソロで先制。カスティーヨが安定したピッチングを続けるなか、5回裏にはフリオ・ロドリゲスの23号2ランでリードを広げた。8回表に2番手のスパイアーがネルソン・ベラスケスに8号2ランを浴び、1点差となったが、3番手のジャスティン・トーパが二死2・3塁のピンチを脱出。9回表は4番手のムニョスが三者三振に仕留め、同率首位で並んでいたレンジャーズが延長戦の末に敗れたため、ついに単独首位に躍り出た。

なお、8月に入って絶好調のロドリゲスは、この試合の2安打を追加して月間41安打・11盗塁となり、イチローに次いで球団史上2人目となる「月間40安打・10盗塁」を達成。イチローは2001年5月に47安打・12盗塁、2002年5月に44安打・11盗塁、2003年6月に44安打・10盗塁、2007年5月に46安打・13盗塁をマークしており、「イチローの愛弟子」として知られるロドリゲスが「師匠」以来の快挙を成し遂げた。

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