依願退職…電車で女子高生を盗撮した警部補 訓戒処分後に職場去る スマホ見るふりし撮影、ホームで捕まる

電車内で盗撮疑い 警部補を書類送検

 電車内で乗客の女子高校生を盗撮したとして、埼玉県警は25日、県迷惑防止条例違反の疑いで、県警捜査2課の30代男性警部補をさいたま地検に書類送検したことが分かった。男性警部補は本部長訓戒処分を受け、同日付で依願退職した。

 県警幹部によると、男性警部補は今年6月22日午前8時ごろ、走行中のJR川越線の車内で、スマートフォンを使い乗客の10代女子高校生を撮影した疑いが持たれている。

 男性警部補は自身のスマホを見るふりをして、動画を撮影していたという。川越駅のホームで確保され、その後、県警に任意で取り調べを受けていた。調べに対し、容疑を認めているという。

© 株式会社埼玉新聞社