2打席連続二塁打で8月打率.315!今季16度目マルチHで大山悠輔と共に躍動する森下翔太に負けられない阪神打線の要に成長期待の佐藤輝明級の逸材とは!?

井上広大が2打席連続ツーベースヒットでマルチヒット

8月27日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「5番・右翼」で先発出場した井上広大は、3打数2安打。2打席連続でツーベースヒットを放ち、今シーズン16度目のマルチヒットを記録。8月打率.315と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。

5回、先頭打者で打席に立った井上広大は、ソフトバンクホークス先発・森唯斗の2球目142kmツーシームをレフトへ弾き返し、ツーベースヒットとし、ノーアウト2塁のチャンスを演出。しかし、後続の板山祐太郎がレフトフライ、北條史也が空振り三振、片山雄哉が見逃し三振に倒れ、得点は奪えなかった。

さらに、7回2アウト走者なしの場面で打席に立つと、井上広大は再び森唯斗の初球143kmツーシームをレフトライン際へかっ飛ばすツーベースヒットを放ち、2打席連続ツーベースヒットで今シーズン16度目のマルチヒットを記録した。

井上広大は、5月19日に1軍再昇格の森下翔太に代わり、小野寺暖と共に2軍降格となっていた。

2軍でしっかりと自分の打撃を磨き、8月16日の中日ドラゴンズ戦で、6月17日の広島カープ戦以来となる33試合ぶりの一発を放ち、23日のオリックスバファローズ戦から3試合連続安打を記録した井上広大は、8月に入り、54打数17安打6打点1HR5四死球、打率.315と打撃好調を維持している。

井上広大には1軍復帰を果たし、M21と勢いづく阪神タイガース打線で大山悠輔と共に躍動する森下翔太に負けじと結果を残し、阪神タイガース打線の要に成長してもらいたい。

© 株式会社日本文芸社