俳優の岸井ゆきのが25日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY（アナザースカイ）』に出演。映画や絵画を観るのがとにかく大好きな岸井が、その真意を明かした。
高校を卒業する直前にスカウトされ芸能界に入り、しばらくは俳優としての仕事はほとんど無く、倉庫でアルバイトをしていたという岸井。やるせない現実から抜け出したかった岸井は、「不安と一緒に生きてるみたいな感じです。でもあって当たり前だとも思っているから」と当時を振り返った。
そんな思いを抱えながらも、これまで、不安や悩みを人に打ち明けた事が無いという岸井は、「それ言っちゃうと本当になっちゃうから、自分の中だけでわかってればいいって言うか、言わない。誰にも言わないです」とその理由を明かし、「映画観たり、本読んでたりしたら大丈夫」と、独自の解決方法を告白。
「つらい時はもう宇宙まで行きますね。宇宙の映画を観て」と、悩みの度合いによって観る映画のジャンルを決めることを明かした岸井に対して、MCの今田耕司は「“まじヤバい”っていう時はもう宇宙や！」と驚いた様子でリアクション。岸井は「宇宙に行くか、もうトム・クルーズにアクションしてもらうか」と、つらい時に観る映画の独特なチョイスを明かし、笑いを誘った。
そんな岸井は「どうなるかわかんないっていう恐怖と不安とも闘ってはいるんですけど、絵とか映画とか本とか読んでいる時は、すごくポジティブな想像ができて、いろんな色がありますよね」とその世界に飛び込めば、いつでもポジティブになれることを打ち明けた。
さらに、目に映る現実だけが全てじゃないと話す岸井は、「俳優部だけが頑張ってるのが見えるから。でもその観てる世界を作ってるのは照明だったり撮影部だったり、小道具だったりヘアメイクだったり」と、スタッフ全員の技術や思いも作品ににじみ出ていると自身の感覚を明かし、「みんなの全力投球がひとつの画になってるので、それが好きなんですよね。“皆でこの世界を創ってる”っていうのが」と、作品作りへの思いを熱く語った。
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