東証、午前終値3万2154円 米利上げ警戒和らぎ大幅反発

 週明け28日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発し、ほぼ全面高の展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への過度な警戒感が和らぎ、幅広い銘柄に買い注文が入った。前週末終値からの上げ幅は一時500円を超え、節目の3万2000円台を回復した。

 午前終値は前週末終値比529円75銭高の3万2154円03銭。東証株価指数(TOPIX)は30.87ポイント高の2297.27。

 FRBのパウエル議長が前週末25日、米西部ジャクソンホールで講演。内容が市場予想の範囲内と受け止められたことから、25日の米ダウ工業株30種平均は上昇した。

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