ユニコーン、2年ぶりのオリジナルアルバム発売決定! 今年12月からは、21カ所26公演に及ぶ全国ツアーも開催!

昨年デビュー35周年を迎え、今なおシーンの第一線を走り続けるロックバンド、ユニコーン。 メンバー・手島いさむの60歳の誕生日である昨日(8月27日)に開催されたワンマンライブ「手島いさむ還暦祭『ちょうはつすることてしがごとし』」の終演後、オリジナルアルバムの発売や、全国ツアーの開催など、今後が楽しみになる展開が突如、発表された。 戦国時代さながらの鬨の声があがる中、ステージに登場したユニコーンの5人。武田信玄を彷彿とさせる真っ赤な甲冑に身を包み、騎馬に跨って颯爽と登場した手島とは対照的に、足軽を思わせる黒い甲冑のメンバーたちには、ライブが進行するに連れて次々と矢が刺さっていくなど、彼ららしい遊び心に溢れたワンマンライブ「手島いさむ還暦祭『ちょうはつすることてしがごとし』」。 「ユニコーン35周年イヤーなんですが、新しい曲も、古い曲も、とにかくたくさん曲があって、選ぶのが大変で…」(手島)との言葉通り、様々な時代にリリースされた楽曲を約20曲に渡って披露したユニコーン。途中、頭に矢が3本刺さっているABEDONに対し、川西幸一が「サンフレッチェ(“3本の矢”がチーム名の起源)になっとる!」と突っ込むなど、広島公演ならではのやり取りも繰り広げられた。 アンコールではサプライズでステージにケーキが登場。自身が手掛けたサンフレッチェ広島のクラブアンセム「SANFRECCE ANTHEM」が流れる中、蝋燭の火を消した手島は「30代の頃と違って、この歳になっていろんなことができるようになったので、まだまだトライし続けたい。もちろんバンド活動もしっかりやります!」と抱負を語った。 また最後に、ABEDON・EBI・奥田民生・川西幸一が手島を胴上げしようとするなど、ステージは終始、還暦を祝う温かいムードに包まれた。 全ての楽曲の演奏を終え、メンバーが去ったのも束の間、ユニコーンのライブではファンにはお馴染みのキャラクターDONちゃんが「お知らせがあります~!」と空から舞い降る形で登場。10月にデータ「ええ愛のメモリ」の配信リリース、11月のアルバム発売、更に12月からの全国ツアーの開催が発表され、手島の誕生日を祝福するべく会場に集まった満員の客席からは、予期せぬ吉報へ歓喜の喝采が上がった。

終演後、改めてオフィシャルサイトで詳細発表されたのは、データ『ええ愛のメモリ』の10月11日配信リリースと、前作『ツイス島&シャウ島』から約2年ぶりとなるアルバム『クロスロード』の11月15日発売、更に12月2日から、21カ所26公演に及ぶ全国ツアー『クロスロード』の開催。メンバーの還暦祭を迎えてなお、活動の勢いが増すユニコーンから、ますます目が離せない。

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