小池知事 東北の水産業「キャンペーンで支援」

小池知事はキャンぺーンなどを行い、東北の水産業を支援していく考えを示しました。小池知事は8月25日、「三陸・常磐もの」の水産物をPRするため、福島県沖で水揚げされたスズキや宮城県三陸沖でとれたイワシのフライなどを都庁の食堂で食べました。

都庁の食堂では東日本大震災以降、「復興応援ランチ」として期間限定で被災地の水産物を提供していて、この日提供されたのは処理水の放出前の魚だということです。

小池知事は中国の措置に対して「国にしっかり対応してほしい」としつつも、消費地である東京都としてキャンぺーンなどを行い、水産業を支援する考えを示しました。

小池知事:「美味しいお魚が大好きな方々には、大消費地としての力を発揮していただきたい。それによって漁業・販売にあたっている皆さんを応援していきたい」

都庁の食堂では8月28日当面の間、被災地の食材を提供することを決めたということです。今後、処理水放出後に水揚げされた魚も提供する方針だということです。

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