奈良県奈良市、近鉄奈良駅1番出口から徒歩3分。奈良きたまちと呼ばれる地域に、手作りにこだわる絶品クラフトバーガーのお店「ボカロス」があります。
ボカロスのコンセプトは「自然で優しい」。バンズやパティ、ソースなどはすべて手作りです。レーズンから起こした自家製の天然酵母を使用したバンズは、一晩寝かせた生地で毎朝焼き上げるブリオッシュ風です。パティはつなぎ無しの国産牛100%、塊肉を店内で捌いて粗挽きしています。基本のソースはマヨネーズから手作り、マスタードはマスタードシードを漬けるところからなど、手間のかかったオールホームメイドです。
そんなボカロスのイチオシは「カルニータスバーガー」。
「カルニータス」とはメキシコのタコスなどに使われているもので、ボカロスでは豚肩ロースをスパイスやオレンジ果汁などに漬けこみ、低温で長時間火を入れ、ホロホロにほぐしています。切り口はカリッと、中はふんわりとしているのが特長のバンズ、パティの上にはたっぷりのカルニータスとアボカドを使用したソース「ワカモレ」がかかったメキシカンハンバーガーはボリューム満点。パティとカルニータスのジューシーさをワカモレの酸味が爽やかに引き立てています。
どうやって食べようか悩みますが、各テーブルに食べ方をレクチャーしてくれる手書きのイラストが置かれているので安心です。
ハンバーガーのプレートにはコールスローとポテトがセットになっていて、バーガーをつまみながら食べてもいいですが、イラストの通り、最後に残った肉汁とソースを吸わせながら食べるのがおすすめです。お肉の旨味をポテトに吸わせることで、最後まで余すところなく美味しく食べられます。
他にもおすすめなのは「チリビーンズバーガー」。
牛ひき肉とタマネギ、そこにインゲン豆などとトマト・チリパウダーを加えて煮込んだメキシコ料理のチリビーンズがたっぷり乗ったバーガーです。カルニータスバーガーは爽やかな風味でしたがこちらはガツンとした肉のうまみに、スパイスやハラペーニョの辛さと味わいを楽しむことができる、スパイシーなハンバーガーです。
さらに、アメリカで朝食や軽食で親しまれる国民食の一つ、マカロニ&チーズがたっぷりかかった「マカロニ&チーズバーガー」や、日本の「テリヤキバーガー」なども。
最後に、これからどんなお店にしていきたいか聞いてみました。
店長・木村 現司さん
「自然で美味しいハンバーガーを沢山のお客様に、快適に楽しんで頂けるよう、より良い店づくりに励んで参ります。」
今回紹介しきれなかったメニューの中には数量限定のものもあり、メニューが定期的に入れ替わるため、何度も訪問したくなること間違いなし。ボリュームたっぷりの本格バーガーを食べにぜひ皆さんも足を運んでみてください!
■店名 ボカロス
■住所 奈良市花芝町17 第二丸谷ビル1階
■営業時間 11:30-15:00 / 17:00-21:00
■電話 0742-27-1477
■定休日 月曜日(月祝は営業、翌平日に代休)
■アクセス 近鉄奈良駅1番出口から徒歩3分
※この記事は取材当時の情報です。