26日、過疎化が進む岐阜県下呂市の馬瀬地域で花火大会が開かれ、この地域の人口のおよそ10倍の人が訪れ大いに賑わいました。
飛騨地方の山々に響き渡る花火の轟音。下呂市で開かれた「馬瀬川(まぜがわ)大花火大会」。この日はあいにくの雨となりましたが、馬瀬地域の人口を10倍近く上回るおよそ1万人の観客が訪れました。
30分程の間に打ち上げられた花火は約1000発。飛騨地方では珍しい「尺玉」と呼ばれる直径が30センチ近い花火も打ち上げられ、訪れた観客を楽しませていました。
(女性)
「雨の中なので見られないかと思ったが、めちゃめちゃ綺麗でした」
(男性)
「飛騨で一番の花火で、あの尺玉の大きさと音は最高です」
(南飛騨馬瀬川観光協会 今井弘之会長)
「馬瀬という地名を知らない人が多いので、色々な方に知っていただいて地域の活性化につながれば」
過疎化が進む下呂市の馬瀬地域。普段は静かな山間の集落も、この日ばかりは大いに賑わいました。