レアル・ソシエダは8月27日、アーセナルからスコットランド代表DFキーラン・ティアニーを1年間の期限付き移籍で獲得したことをクラブ公式サイトなどで正式発表した。
ティアニーは2019年にアーセナルに加入して以来、公式戦通算124試合に出場。しかし今シーズンはミケル・アルテタ監督の構想から外れ、プレミアリーグでは開幕以降、メンバー入りしていなかった。
移籍が有力視され、様々なクラブが関心を示す中、レアル・ソシエダへの移籍が決定。イギリス『デイリーメール』電子版によると、アーセナル側は完全移籍を望んでいたようだが、レアル・ソシエダはローン移籍のみに興味を示し、交渉を続けていたという。
移籍が決まったティアニーは、レアル・ソシエダの公式YouTubeチャンネルでインタビューに答え、新天地の第一印象を次のように語った。
「第一印象はとてもいいよ。会う人はみんなフレンドリーだし、街も素敵で、スタジアムも美しい」
初挑戦となるラ・リーガについては「僕にとっては大きな変化だけど、強い意欲も持っている。エキサイティングなチャレンジになるだろう。ここに来られてうれしいよ」と語った。
また、移籍の際にはかつてレアル・ソシエダに在籍していたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールに相談したことも明かしている。
「マルティンとはたくさん話をした。ファンがものすごく熱狂的で、素晴らしい人間ばかりだということを教えてくれたよ。実際、みんな僕のことをものすごく歓迎してくれた。僕自身、ここでの生活がきっと気に入るはずだ」
そして新天地での意気込みを次のように語った。
「チームはとくにこの数シーズン、いいポジションにいる。今シーズンはUEFAチャンピオンズリーグを戦う。CLでのプレーは誰もが夢見るもの。それに挑める機会を得たことに感動している。素晴らしいシーズンにするために、ファンのため、クラブのために100パーセントの力を尽くすつもりだ」