大規模災害で信号機が使えない際の交通規制を確認/南海トラフ地震に備え岡山県警が訓練【岡山市】

9月1日の「防災の日」を前に岡山県警は8月28日、大規模災害による停電で信号機が使えなくなった場合を想定し、交通規制訓練を行いました。
訓練は南海トラフ地震に備え、県内22の警察署管内で行われました。
岡山市南区の市総合文化体育館前の交差点では午前10時ごろ、信号機の明かりが消えると、岡山南警察署の警察官が交差点の中央に立ち、手信号で車や歩行者の誘導を始めました。その間、別の警察官が発動発電機を信号機の制御機につないで電力を確保し、およそ15分後に復旧させました。
岡山南警察署では今回の訓練に警察官13人が参加。一連の作業がスムーズに行えるよう、それぞれ手順を確認していました。
岡山県警によると、近年の災害では、2018年の西日本豪雨で県内41カ所の信号機が停止し、警察官が交通規制を実施したということです。

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