「風力発電計画には懐疑的」宮城・加美町の石山敬貴町長が初登庁

6日の加美町長選挙で、4選を目指した現職を破って初当選した石山敬貴町長が初登庁しました。

石山町長は28日朝、職員約70人に迎えられ加美町役場に初登庁しました。

4選を目指した現職との一騎打ちとなった選挙戦で、石山町長は町周辺で進む風力発電の計画について反対の立場で初当選を果たしました。

幹部職員30人を前に、訓示で次のように述べました。

石山敬貴町長「私は住民満足度100%、日本一の加美町を目指します。職員各位と歩調を合わせ町民の皆様全員が愛してくださる加美町を作ってまいりましょう」

加美町周辺では建設中も含めて最大150基の風力発電施設の建設が計画されていて、住民団体が土地使用の差し止めを求め町長を相手取った裁判を起こしています。

石山敬貴町長「基本的に風力というものに対しては懐疑的な思いでおりますので、当然対応というのはこれまでの前町政とは変わっていく部分になるかと思います】

© 株式会社東日本放送