中古車販売大手の「ビッグモーター」が、浜松市内にあった店舗で「除草剤を散布した」とする調査結果を、市に報告していたことが明らかになりました。
ビッグモーターを巡っては、店舗前の街路樹が枯れるなどして、なくなっている問題が全国で相次いでいます。
浜松市によりますと、8月22日に「ビッグモーター」から社内調査の結果が市に報告され、現在は閉店している「浜松柳通り店」の過去の店長へのヒアリングの中で「店舗前の街路樹に除草剤を散布した」との報告があったということです。
また浜松東店と、閉店した浜北店については「除草剤を散布したものはいなかった」との報告があり、閉店した浜松店ではヒアリングができなかったといいます。
（浜松市 中野市長）
「我々としては大変遺憾であります。かかった費用については、しっかり請求していく」「市民の皆さんの税金への損害がないように、しっかりしていきたい」
ビッグモーター側からは「街路樹が枯れたことについて請求があれば負担する」との意向が示されたということです。
浜松市ではこれまでに、4つ店舗前の街路樹を伐採したり、入れ替えるなどの対応を取っていることから、かかった費用をビッグモーターに請求する方針です。
