処理水海洋放出をめぐり宮城県の観光施設にも中国からの迷惑電話

中国から発信されたとみられる迷惑電話は、宮城県の観光施設にも相次いでいます。

放し飼いにしたキツネと触れ合えることで外国人客にも人気の白石市の観光施設、宮城蔵王キツネ村です。

処理水を海洋放出した24日以降、中国からとみられる迷惑電話が100件以上かかってきました。5分おきにかかってくることがあったほか、留守番電話に午前2時や3時の着信も残っていました。

宮城蔵王キツネ村スタッフ「何語か分からないような言語なんです。ところどころ小さく日本語なのかなというので『馬鹿』とか『死ね』っていうのが聞き取れる。1件だけきちんとした日本語で『汚水処理に対してどう思いますか』という問い合わせがあって、それ以降からおそらく、同じ局番、番号なので同じ関係なのかなという推測ですね」

キツネ村では、特定の番号で始まる着信を拒否することなどで対応しています。

宮城蔵王キツネ村スタッフ「1つに営業妨害ですね。あと、ここに電話をかけてきても何の意味もないので、正直かける場所を間違えているんじゃないかなと」

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