施政報告、2回目の地区諮問会開催

李家超・行政長官は10月25日に就任後2回目の施政報告(施政方針演説)を発表する。8月27日付香港各紙によると、李長官は同日、長官・局長を率いて2回目の地区諮問会に出席した。諮問会は沙田官立中学校で開催され、約120人の市民が出席。多くの市民は民生、経済振興などの問題について意見を述べ、最近ホットな話題となっているナイトライフ活性化も挙がった。李長官に質問したのは31人で、うち少なくとも9人は地域関係者または地域サービスの背景を持つ。ある高校生の女子は、公民社会科で学生は中国本土を訪れて視察しなければならないが、彼女の学校が行った広州市で大湾区交流団はわずか1日しかなく、12時間のうち7時間はバスの中だったと指摘。教育局に豊富な行程内容と十分な時間を設けるよう要求した。将軍澳でソーシャルワーカーをしている男性はナイトライフ活性化について、中国本土の多くのナイトマーケットで文化クリエーティブ用品の屋台販売を認めているやり方をまねることを提案。ただし違法駐車の問題が深刻であるため、ナイトマーケットを推進するならば周辺に多層型駐車場をつくるよう求めた。

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