札幌駅前再開発を見直し JR北海道と清水建設が協議 事業費増加で工期延期、規模縮小か

 2030年度末に予定する北海道新幹線札幌延伸に合わせJR札幌駅南口に整備される再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)を巡り、JR北海道が設計と施工を担う清水建設(東京)と事業費2500億円とした当初計画を見直す協議に入っていることが分かった。資材高騰や人手不足に伴う人件費上昇で少なくとも数百億円超の事業費増加が見込まれるため。28年度完成を目指す工期の変更やビルの規模縮小につながる可能性がある。

© 株式会社北海道新聞社