〔海外深発地震〕インドネシア付近でM7.1・津波被害のおそれなし(8/29)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間8月29日04:55頃、インドネシア付近を震源とするM7.1の深発地震が発生しました。津波警報センターは情報を発表しましたが、津波による大きな被害のおそれはありません。【8月29日05:30現在、レスキューナウまとめ】

【発生事象】(USGS)
震源地:インドネシア付近(南緯6.7度 東経116.5度)
近隣都市の方角・距離:
南南西 184 kmにギリ アイル島(インドネシア・西ヌサトゥンガラ州)
南   192.1 kmにラブアン(インドネシア・西ヌサトゥンガラ州 ロンボク島)
南南西 207.2 kmにマタラム(インドネシア・西ヌサトゥンガラ州)
南   208.6 kmにセロン(インドネシア・西ヌサトゥンガラ州)
南南東 212.9 kmにベサール(インドネシア・西ヌサトゥンガラ州 スンバワ島)

発生日時(日本時間):8月29日04:55頃
震源の深さ:515.8km
地震の規模:M7.1
津波:津波警報センターは情報発表も、大きな被害のおそれはない。

■基礎データ
インドネシア共和国
人口:約2.70億人
首都:ジャカルタ
在留邦人数:16539人(外務省発表)

◆用語解説「深発地震」
・震源の深さが概ね300kmよりも深いところを震源とする地震。海溝付近から大陸プレートに潜り込む海洋プレートの上面(発見者の名前から「和達・ベニオフ帯」と呼ばれる)で発生し、双方のプレートの岩盤の性質の違いにより地震波の伝わり方が異なることから、震源近くよりも震源から遠く離れた場所で大きな揺れを感じることがある(異常震域)。

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