リーグ・ドゥ(フランス2部)のオセールは28日、トゥールーズから元日本代表FWオナイウ阿道(27)を完全移籍で獲得した。契約期間は3年間で、背番号は「45」を着用する。
ジェフユナイテッド千葉でキャリアをスタートさせたオナイウ。浦和レッズ、レノファ山口FC、大分トリニータ、横浜F・マリノスでプレー。2021年6月には日本代表デビューを飾ると、同年7月にトゥールーズへ完全移籍した。
リーグ・ドゥでヨーロッパのキャリアをスタートさせたオナイウは、リーグ戦38試合に出場し10ゴール、クープ・ドゥ・フランスでは5試合で2ゴールと目覚ましい活躍を披露し、チームのリーグ・ドゥ優勝に大きく貢献。
しかし、リーグ・アン初挑戦となった昨シーズンは、途中出場が中心ながらリーグ戦34試合に出場し2ゴールを記録。チームも残留を決めると共に、クープ・ドゥ・フランスでは1957年以来2度目となる優勝に貢献していた。
なお、8月時点でトゥールーズには34名の選手が所属しており、移籍期間が終了するまでの間にスリム化したい考えがクラブにはあり、残り1年の契約でチームを去る意向を示していたオナイウは放出候補の1人となっていた。