滋賀の老舗パン屋、学校給食の「コッペパン」を一般販売

創業100周年を迎える滋賀県のパン屋「西洋軒」(本店:滋賀県大津市)が、学校給食用のコッペパンの一般販売をスタート。9月1日から期間限定でおこなわれる。

一般販売される西洋軒の「黒糖コッペパン」(150円)

1923年9月1日に創業し、有害添加物不使用で地産地消にこだわったパンの製造・販売を続ける同店。第二次世界大戦中の統制経済下では陸軍糧秣庁指定工場となり、終戦後は食糧庁指定のパン製造、配給工場として稼働するなどの歴史を経て、1989年から滋賀県学校給食パン指定工場に。4代目となる現在、大津市・草津市周辺の各学校へ給食パンを供給している。

今回は100周年を記念し、給食のコッペパンのなかで1番人気を誇る「黒糖コッペパン」を初めて一般販売することに。商品は給食用コッペパンの味わいを再現したものとなるが、滋賀で学生時代を過ごした人にとっては懐かしい味のはずだ。価格は150円。

さらに今回、40年ぶりの新商品「薫るたくマヨパン」(280円)も登場。地元漬物店「丸長食品」とコラボし、コリコリ食感の角切りの燻製たくわんを甘く柔らかいコッペパンに挟んだ甘じょっぱい一品に仕上がっている。

どちらも2024年3月31日までの期間限定。「西洋軒 本店」「パン工房西洋軒 ぜぜ店」「スーパーサンライズ」にて。

「西洋軒」

【本店】
住所:滋賀県大津市坂本4ー14-11
時間:7:30~18:30(売切れ次第終了)、水・日・祝は定休、その他臨時休業あり
【パン工房西洋軒 ぜぜ店】
住所:滋賀県大津市竜が丘1-1
時間:9:00~20:30、1月1日・2日は定休日
【スーパーサンライズ】(毎週火曜のみ販売)
住所:滋賀県大津市坂本7-33-59
時間:10:00~20:00
※今後、オンライン販売をはじめ販売店舗の拡大やイベント出店など予定あり

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