栃木県内の多くの学校で2学期がスタート LRT沿線の宇都宮清陵高校でも始業式

 栃木県内の多くの県立学校で28日、夏休みを終えて2学期の始業式が行われました。

 28日は県内58の全日制の県立高校のうち、27校で始業式が行われました。26日に開業したLRT・ライトラインの沿線にあり、「清陵高校前」と停留場に名前がついている、宇都宮清陵高校では約580人の生徒が登校し始業式が行われました。

 始業式は、体育館に冷房設備がないため、暑さ対策として冷房設備がある全校15クラスごとに教室で行われ、生徒たちはスクリーンに映し出された豊住隆行校長の式辞を聞きました。

 豊住校長は、開通したLRTについて「新鮮な気持ちを持って生活を送りましょう」と話したうえで、「一人一人が成長する意欲を持ち、そのための環境をつくりあげてほしい」と生徒たちに呼びかけました。

 宇都宮清陵高校によりますと、学校が実施した調査で約100人の生徒が、LRTを利用したいと答えているということで、始業式ではLRTの利用について登校の時に車両から降りた後は、横断歩道を速やかに渡るなど、ルールを守るように指導がありました。

© 株式会社とちぎテレビ