8月28日（日本時間29日）、パドレスはダルビッシュ有を右肘の炎症のため15日間の故障者リスト（IL）入りさせることを発表した。26日に遡って適用されるため、アクティブロースターに再登録可能になるのは9月10日以降となる。
ダルビッシュは前回登板した25日のブリュワーズ戦で3回に一挙5失点するなど4回6安打5失点の投球内容で今季10敗目を喫していた。
パドレスでは5年契約1年目の先発右腕ジョー・マスグローブも右肩の炎症でIL入りしており、今季不振のパドレスがこのままポストシーズン進出の可能性が低下した場合、今季はもう復帰しないことが示唆されている。右肘の炎症の深刻度については不明だが、6年契約1年目であるダルビッシュも同様に今季中の復帰を見送る可能性がある。
ダルビッシュは今季ここまで24試合に登板して8勝10敗、防御率4.56、136.1回、141奪三振、WHIP1.30。日米通算200勝まであと4勝と迫っていたが、今季中の達成は困難になったと見ていいだろう。
