「重度同性愛」で男性訴追 ウガンダ、最高死刑も

 【ナイロビ共同】アフリカ東部ウガンダで、同性と繰り返し性的関係を結ぶような「重度の同性愛」に当たる行為をしたとして、検察当局が20歳の男性を訴追した。LGBTQ(性的少数者)の行動を制限する法律に違反した罪で、有罪となれば最高で死刑もあり得る。ロイター通信が28日伝えた。

 5月に法律が成立して以来、「重度の同性愛」違反を適用した訴追は初という。同法を巡っては米欧を中心とした国際社会が「差別的だ」と激しく反発してきた。男性の訴追でウガンダへの批判がさらに厳しくなるのは必至だ。

 男性は、41歳の男性と「重度の同性愛」に当たる関係を持ったとして、今月18日に訴追された。

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