旧盆初日の28日、県内各地の家庭ではウンケー(お迎え)が行われた。今年は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きを見せ、例年通りの旧盆が戻った。
浦添市牧港の比嘉啓子さん(83)宅では長男の修さん(58)、孫の勇太さん(32)家族をはじめ、親戚が集まり仏壇に手を合わせた。
仏壇には特製のウンケージューシーとアーサ汁、酢の物を供え、先祖の霊を迎えた。
啓子さんは「子どもたちの健康と比嘉家の繁栄を願ってウートートーした。にぎやかな旧盆が戻ってうれしい」と、孫を見ながらほほ笑んだ。
(渡真利優人)