オコエ瑠偉が逆転適時二塁打含む長打2本

8月27日、ジャイアンツ球場で行なわれたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「1番・右翼」で先発出場したオコエ瑠偉は、4打数2安打2打点。逆転タイムリーツーベースヒット含む長打2本を放ち、2試合連続マルチヒットを記録。1軍再昇格へアピールした。

初回、先頭打者で打席に立ったオコエ瑠偉は、DeNAベイスターズ先発の深沢鳳介の6球目スライダーをレフトライン際に弾き返し、ツーベースヒットとし、ノーアウト2塁のチャンスを演出。しかし、岡田悠希が空振り三振、若林晃弘がレフトフライ、香月一也が見逃し三振に倒れ、得点を奪えなかった。

さらに、5回ノーアウト満塁のチャンスの場面で打席に立つと、オコエ瑠偉は再び深沢鳳介の3球目139kmストレートをレフトへ逆転2点タイムリーツーベースヒットを放った。

オコエ瑠偉は、丸佳浩が左ヒザのケガで戦線離脱していた為、8月3日に一軍へ合流したものの8打数1安打6三振。一軍でアピールする絶好のチャンスだったが、結果を出せないままファーム行きとなった。

1軍では同じ外野手で1塁も守れる秋広優人が主軸に定着し、ドラフト1位ルーキーの浅野翔吾が初本塁打を記録するなど、後輩である若手が急成長しつつあり、オコエ瑠偉に焦りが見え始めている。

2軍で再度しっかりと自分の打撃を磨き、今シーズンもう一度1軍昇格を果たし、秋広優人、浅野翔吾に負けない活躍で1軍定着を勝ち取ってもらいたい。