結婚に愛は必要? 多文化が花咲くロンドン舞台のラブストーリー 「きっと、それは愛じゃない」公開決定

リリー・ジェームズ主演最新作「きっと、それは愛じゃない」が、2023年12月15日より劇場公開されることが決まった。

「きっと、それは愛じゃない」は、多文化が花咲く最先端の街ロンドンを舞台にしたラブストーリー。ドキュメンタリー監督として活躍するゾーイは、久しぶりに再会した幼なじみで医師のカズから、見合い結婚をすることにしたと聞いて驚く。「なぜ今の時代に親が選んだ相手と?」と、疑問がたちまち好奇心へと変わったゾーイは、カズの結婚までの軌跡を次回作として追いかけることに。そんな中、条件の合う相手が見つかったカズは、両親も参加するオンラインでお見合いを決行。数日後、カズから「婚約した」と報告を受けたゾーイは、自らのカズへのある思いに気づいてしまう。

ダメ男ばかりを好きになり恋の連敗を重ねる主人公・ゾーイには、「シンデレラ」のリリー・ジェームズ。恋愛にじたばたもがくカッコ悪い姿を包み隠さずに演じ、等身大の女性像を作り上げた。カズには、テレビシリーズ「スター・トレック:ディスカバリー」のシャザド・ラティフ。ゾーイを心配して交際相手を紹介しようとする母親には、イギリスを代表する俳優のエマ・トンプソン。また、カズの母親・アイシャ役に140本以上のインド映画に出演してきたシャバナ・アズミ。カズの見合い相手であるマイムーナ役は、パキスタンを代表するスター俳優サジャル・アリーが演じた。

監督はアカデミー賞で7部門にノミネートされた「エリザベス」で、世界的名声を獲得したパキスタン出身のシェカール・カプール。本作を監督するにあたって、「愛とインティマシー(親密さ)は、最もよく使われる言葉でありながら、最も誤解されている言葉です。それでもなお、私たちはこれらの言葉を真に体験することを求め続けています。本作はこの二つの言葉を深く探究しながら、それを映画という枠に収めるチャンスでした。そして、それは素晴らしい旅路となりました。さあ今度は観客の皆さんの出番です。私たちと一緒に泣いて、笑って、探究してください。皆さん自身のために」とコメントしている。

【作品情報】
きっと、それは愛じゃない
2023年12月15日(金)他全国公開
配給:キノフィルムズ
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