猫への『話しかける行為』が良い理由とは?3つのメリットとコツも合わせて解説!

1.コミュニケーションに繋がる

猫に話しかける効果として、まず挙げられるのがコミュニケーションに繋がるということ。猫に人間の言葉の意味は通じませんが、音としてなら届けられます。猫も音の識別は可能です。名前を呼ばれたら自分のことを呼んでいると反応し、ご飯やおやつなどの単語を耳にすると食事がもらえると思い駆け寄ってきたりします。

このように、言葉の意味自体は伝わらなくとも、ある程度のコミュニケーションを猫と行うことができます。話しかけることによるコミュニケーションは、猫との信頼関係を構築し、絆を深めることにも繋がります。

結果的に猫がなつきやすくなる可能性もあるため、積極的に話しかけてあげましょう。

2.安心感を与えられる

猫にとって飼い主さんの発する声は、普段から耳にする聞き馴染んだ音です。そのため、猫が緊張していたり、不安を感じているときに飼い主さんの声が聞こえると、猫に安心感を与えられるかもしれません。

もちろん、話しかけるだけで猫の不安を完全に払拭できる訳ではありませんが、そのような安心感を与える要因がひとつでもある効果は大きいです。

たとえば、動物病院などに連れて行ったときも、飼い主さんが声がけしてあげることで少しは落ち着きやすくなるかもしれません。

3.猫に話しかけることで心が癒される

猫と話すことで飼い主さんにもメリットがあります。それは心が癒されるということ。言葉は通じなくとも、話しかけられる存在がいるメリットは大きいです。

何気ない面白みのない話題だったとしても、誰かと会話することは自分の心を落ち着かせたり、考えを整理することに繋がります。たとえ、相手が猫だったとしても話しかけることで心が癒されることでしょう。中には猫と話すことで、孤独感や不安が軽減される方もいます。

たとえ言葉が通じず会話が成立しなかったとしても、気軽に話しかけられる存在がいるということは心の平穏に繋がります。

猫に話しかけるときのコツ

猫に話しかけるときにも、意識したいコツがいくつかあります。

まずひとつは、大きな声で話しかけないこと。猫は人間の何倍も聴力が優れている動物です。そんな猫に向かって大声で話しかけてしまうと、うるさくて仕方ないという反応をされてしまいます。

大きな声は猫にとってストレスでもあるため、話しかける際の声量は「小さめ」を意識しましょう。

次に、嫌がっているときやリラックスしているときにしつこく話しかけないことも大切です。

猫にもひとりでのんびり過ごしたいタイミングがあります。そんなとき一方的に話しかけられるのは、猫にとっては大迷惑。嫌がって逃げ出してしまうのも無理はありません。猫が眠っているときやリラックスしてそうなとき話しかけるのは、避けた方が無難です。

まとめ

「猫に話しかけるのはムダ」と感じる方もいるかもしれませんが、実際は猫に話しかけることによって様々なメリットがもたらされます。

猫と飼い主さんとの信頼関係を築き上げるうえでも、猫に話しかけることは非常に大切なことなのです。

今回の記事を参考に、ぜひご自宅の飼い猫たちと会話する習慣を意識してみてください。

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