生田斗真から相葉雅紀へ!「警部補ダイマジン」「今日からヒットマン」のバトンタッチイベントが実現

9月1日に最終回を迎えるテレビ朝日系連続ドラマ「警部補ダイマジン」(金曜午後11:15、一部地域を除く)の主演・生田斗真と、同枠で10月スタートの「今日からヒットマン」(開始日未定)の主演・相葉雅紀によるバトンタッチセレモニーが実現した。

「警部補ダイマジン」は、弱みを握られたことですっかり“召使い”に成り下がった正義感の強い熱血警部補・ダイマジンこと台場陣(生田)と、彼の“ご主人様”として君臨するドSの特命捜査対策班室長・平安才門(向井理)、そしてこの“最凶コンビ”の仲間となった刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)が巨悪に立ち向かっていく、鬼才・三池崇史監督による超過激なピカレスク・サスペンスドラマだ。

一方の「今日からヒットマン」は、むとうひろし氏によるガンアクション漫画を完全ドラマ化。平凡なサラリーマン・稲葉十吉(相葉)が、ある日突然、伝説の殺し屋の名を継ぐことになり、会社員とヒットマンとの二重生活を余儀なくされる。相葉が初のガンアクションで新境地を開拓するアクションコメディーとなる。

生田と相葉は、ともに中学生時代、舞台「スタンド・バイ・ミー」(1997年)で初舞台を踏んだ仲。そこから今日まで親交を続けてきた盟友だけに、この日も対面すると笑顔で冗談を言い合いながら熱い握手を交わし、写真撮影の際も互いに高いテンションで大いに盛り上がった。

そんな2人は心境を聞かれると、生田は「僕と相葉くんは、初舞台を一緒に踏んでいるんです。僕が中学1年、相葉くんが中学3年の時でした。当時まだ、右も左も分からない時期で、いつも稽古場で演出家の方に怒られていた時代からの仲ですので、こうやってテレビ朝日を代表するようなドラマの枠のバトンを渡せるというのは、ちょっと変な感じもしますが、うれしいです」と感慨深げ。

相葉もまた、「単純に生田斗真からバトンが受け取れるのはうれしいですね。初共演はお互いの初舞台である『スタンド・バイ・ミー』という作品でしたが…あの頃は酷かったですからね(笑)。それが、こうしてバトンをつなぐことができているんですから。これほど、うれしいことはないですよね」と喜びをかみ締めた。

そして、ついに「警部補ダイマジン」が最終回を迎えるにあたって、生田は「三池崇史監督はじめ、三池組のスタッフの方々が本気でドラマを作ったという作品でしたので、やっぱりオンエアを見ていても普通のドラマにはない“ヤバい香り”のするドラマといいますか、本当にこれをテレビで流していいの?とドキドキするような、そういった作品に仕上がったなという印象があります。スタッフ、共演者がかなり熱い時間を過ごしたなというのはありますね」と振り返り、「本当にここまで、三池監督はじめ、素晴らしいキャストの皆さんと物語を紡いできました。最終回は、何かを感じていただける回になっていると思います。これまで一緒に走ってきた皆さんと、奇麗にゴールテープを切りたいと思っています。よろしくお願いします!」と呼び掛けた。

続けて「そして、相葉くんが主演の『今日からヒットマン』は、初めてのガンアクションがメインとなる作品と聞いていますので、けがとかが心配ですし、もちろん、睡眠時間も少ないでしょうから、たくさん寝て、ご飯もたくさん食べて(笑)、体に気を付けて頑張ってほしいです!」と、相葉にエールを送った。

その言葉を笑顔で受け取った相葉は、「アクションといえば、僕の中ではブルース・リーか生田斗真かというくらい。これは冗談ではなく、斗真は韓国まで行ってアクションの練習をしていますから。昔から、それくらいアクションには力を入れていましたからね。『警部補ダイマジン』も、すごいなぁと思いながら見ていました」と生田を称賛。

バトンタッチでスタートする「今日からヒットマン」については、「漫画が原作なのですが、すごく設定が面白くて、ハラハラドキドキさせられるような展開だったりするので、そのいいところがドラマにも反映できるように、スタッフ・キャスト一同力を合わせて頑張ります!」と意気込み、「ヒットマン役やガンアクションというジャンルは、僕のイメージにないと思うんです。『相葉が本当にやれるのか!?』って注目していてくださいね。アクションあり、コメディー要素もありですので、ハラハラドキドキ楽しんで見ていただければと思っています!」と見どころとともにアピールした。

こうして「金曜ナイトドラマ」のバトンは、生田から相葉へ受け渡された。セレモニーの様子は、本日8月29日午後0:00からテレビ朝日公式YouTubeとTVerで特別公開。生田と相葉の仲むつまじい様子、生田が語る「警部補ダイマジン」最終回の見どころと相葉が語る「今日からヒットマン」の意気込みが収録されている。

「警部補ダイマジン」最終回。特命捜査対策班の警部補・台場は、同僚の牡丹則行(浜野謙太)が殺害された原因は平安にあると疑い、激しい怒りにかられる。賀来さくら(シシド・カフカ)もまた、牡丹が秘密結社・44(よんよん)に情報を流していたことを知り、がく然としていた。ショックを受ける彼女に、平安は「牡丹さんはいいように使われていただけ。44のスパイは私だったんです」と、衝撃の告白をする。

一方、占部貴教(小澤征悦)は暗躍が功を奏し、デジタル担当大臣・清家真吾(桐山漣)を44のメンバーに引き入れることに成功する。絶大な影響力をもつ清家が仲間になったことで、世論を思うままに操る力を得たと、ほくそ笑む占部。そんな中、ようやく拉致された刑事・七夕の居場所が判明。もはや特命班の仲間すら信じられなくなった台場は、公安部の理事官・百鬼行人(高橋克典)の「これは見え透いた44のわなだ!」という警告を振り切り、拳銃を手に1人で突入を決意する。ついに始まる44との最終決戦。台場がたどり着いた場所に現れたのは…!?

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