ローマがルカク加入でチェルシーと合意、2024年6月までのレンタル移籍を締結へ

[写真:Getty Images]

ベルギー代表FWロメル・ルカク(30)のローマ加入が迫っているようだ。

今夏にはチェルシーで完全構想外となりながら、なかなか移籍先が見つからなかったルカク。自身の不誠実な行動が原因でインテル加入が消滅すると、その後はユベントス移籍の話がありながらも交渉は進展せず、現在はチェルシーのU-21チームでトレーニングする日々が続いていた。

そんな中、ルカクはかつて自身を指導したジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマにアプローチ。当初は完全移籍しか認めない方針だったチェルシーが態度を軟化させたこともあり、クラブ間の交渉が進行していた。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーとローマは2024年6月までのレンタル移籍で合意に至ったとのこと。レンタル料は500万ユーロ(約7億9000万円)を上回る模様だ。

ルカクとローマについても、年俸750万ユーロ(約11億8000万円)程度の条件ですでに合意。選手は29日火曜日にローマへわたり、メディカルチェックを受ける予定となっている。

ローマは昨シーズン終盤、イングランド代表FWタミー・エイブラハムが重傷を負い長期離脱に。今夏の移籍市場ではストライカーを探し続けており、セリエAでの経験豊富なルカクにかかる期待は大きくなるだろう。

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