坂出市で介護保険料の徴収・還付ミス 全国的に相次ぐ事例受け調査し判明 香川

全国的に相次いでいる介護保険料の徴収ミスについて、香川県坂出市でも同様のミスが起きていたことが分かりました。

坂出市によると、2015年度分から2021年度分の保険料について、13人から合計16万5200円を多く徴収し、別の13人に合計31万3300円多く還付していたということです。

介護保険料は2015年4月の法改正によって、最初の納期の翌日から2年が経過してからは、金額変更が出来なくなっています。各年度における最初の納期は基本的には7月31日ですが、厚生労働省が、年金受給者の納期が5月10日だと示したことで、2年を過ぎて保険料を変更していたことが、全国で次々と判明しています。

全国で介護保険料のミスが相次いで発覚したことを受けて坂出市が調査した結果、今回のミスが判明したということです。香川県では観音寺市と三豊市、東かがわ市で同様のミスがあったと発表しています。

坂出市は、過大徴収した人には返還手続きを行いますが、過大還付した人には期間が過ぎていることから返還は求めないということです。

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