「灰色の乙女」に桃月なしこ、松本大輝、鈴々木響、六角慎司が出演

MBS・TBSで9月5日にスタートするドラマイズム「灰色の乙女」(MBS=火曜深夜0:59、TBS=火曜深夜1:28)に、桃月なしこ、松本大輝、鈴々木響、六角慎司が出演することが分かった。

桜井玲香と中田圭祐がダブル主演を務める「灰色の乙女」は、うそから始まる純愛と狂気の物語。原作は、2019年から電子コミック配信サービス・コミックシーモアで連載をスタートし、累計670万ダウンロードを超える新田チハル氏による同名人気コミックだ。“ストーカー”の鏡蔦子(桜井)と、蔦子にひかれていく維井莇(中田)が迎える衝撃の結末とは? 甘さと不安の入り混じった緊張感あるラブサスペンスが展開される。

桃月が演じるのは、蔦子の会社の同僚・海堂菫。蔦子とは何でも話せる仲で、親友だ。思ったことははっきりと言う性格で、蔦子の莇へのゆがんだ気持ちを知り、戸惑うことになる。そして、明るく真っすぐな性格で片思いしている蔦子に日々アタックしているが、相手にされていない蔦子や菫の会社の後輩・長谷川柚輝役を松本。莇をひき逃げした犯人で、素行が悪く数々の犯罪に手を染めている半グレ・竜胆源太役を鈴々木。莇が働いているパン店を経営しており、記憶喪失になってしまった莇を心配し何かと世話を焼く莇の叔父・維井柊一役を六角が務める。

本作が連続ドラマ初レギュラー出演となる桃月は、「ストーカーと記憶喪失から始まる恋愛、この先どうなってしまうんだろうとドキドキしながら原作を読んでいました。さすがにストーカーはしたことはありませんが、私も恋愛になると結構重ためになるので(笑)、好きな人のことは何でも知りたい、好きな人との思い出はすべて大切にしたいという気持ちは分かるなあと思っていました。今回私は蔦子の同期であり親友でもある菫役ということで、ある意味視聴者の皆さんと一番近い視点で2人を見れる立場だと思います。蔦子の言動は不可解な部分があり、戸惑うこともありますが、親友として支えていきたいです。2人の行き着く先を一緒に見届けましょう!」と呼び掛ける。

松本は「長谷川は会社の上司の鏡蔦子先輩に思いを寄せていて、誰にでも好かれるような後輩です。ドキドキするシーンが多いですが、長谷川が出てくるシーンはホッと一息つくことができると思います。長谷川の思いは届くのか、ハラハラドキドキ、キュンキュンしながら最後まで楽しんで見ていただけるとうれしいです」とアピール。

「MEN’S NON-NO」モデルとして活躍し、今作がドラマ初出演となる鈴々木は、「不安や緊張でいっぱいですが全力で演じさせていただきます! 僕の役はサイコパスな半グレ役なのですが、見てくださってる皆さんに、緊張感やハラハラ感を与えられるように頑張ります! 応援よろしくお願いします」と抱負を述べる。

六角は「普通じゃない展開のドラマですが、維井柊一は普通の男です。普通じゃない役を演じることが多いので、今、普通に悩んでおります。普通とは、何なのでしょう…。視聴者の方々には、そんなことも考えていただけたらと思っております。『灰色の乙女』は、ダークな恋愛ドラマだと思うのですが、恋愛というものは、個人の、普通じゃない事柄のような気がします。ワタシ的に令和の『電車男』的な? 印象を持ったドラマ『灰色の乙女』。どうかよろしくお願いいたします」とメッセージを寄せている。

また、オープニング主題歌はHilcrhymeの「十字架」、エンディング主題歌は緑仙の「ヒロイン」に決定。

Hilcrhymeは「『狂気の愛』をテーマに曲を書きました。情熱的であり、盲目的であり、猟奇的でもある蔦子の思いと、それに応じる莇の思い。片方の気持ちだけではなく、2人の思いを重ね合う曲にしたので『十字架』というタイトルにしています。リリックを読みながらドラマを楽しんでいただけたら幸いです」と楽曲を紹介。

緑仙は「VTuberの緑仙と申します。僕の楽曲『ヒロイン』が『灰色の乙女』ED主題歌になると聞いてすごくワクワクしています! ヒロインは、報われないと分かっていてもなお悲劇と向き合う恋愛の曲になっています。一般的な幸せではないにしても、ある意味でヒロインで主人公であり自分の気持ちを納得させるために言い聞かせるようなイメージをしたので、その強い気持ちが蔦子と重なって見えるとうれしいです!」と楽曲について語っている。

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